血液がドロドロだとなりやすい病気とは?
血液がドロドロになると出てくる症状
血液がドロドロになっていると言われても、切り傷などのように目に見えるものではないので、ついつい放っておいてしまう、という方も多いのではないでしょうか。ですが血液をドロドロのままにしておくと、いずれは命の危険に関わるような病気になる可能性もあります。早め早めに対策をしていくことが大切なのです。
「血液がサラサラかどうかはどこの数値を見れば分かる?」では血液検査を受けたり、舌の裏を見ることで血液の状態がわかることを説明しました。ですが、それ以外にも身体はいろいろなサインを出しているのです。
血液がドロドロだと、めまいや頭痛といった症状が出てくることがあります。これらの体調不良は様々な要因によって引き起こされるため、めまいがあったからといって血液の状態が悪い、と決めつけることはできませんが、可能性のひとつとして覚えておきましょう。
なぜ血液がドロドロだとめまいや頭痛が起こるかというと、ドロドロで流れにくくなった血液を全身に行き渡らせるため、身体は強い圧力をかけて血液を流そうとします。これにより、高血圧の症状が引き起こされるのです。
高血圧の症状として挙げられるのが頭痛、めまい、動悸、息切れ、手足のしびれ、腰痛、耳鳴りなどです。また、血液が全身に行き渡らないことで酸素や栄養分が不足し、だるさ、手足の冷え、頭痛、めまい、肩こりなどが起こることもあります。集中力や思考力の低下につながる場合もあるため注意が必要です。