血液がサラサラになる血液の流れによい運動とは？

血液サラサラになるためには有酸素運動をしよう！

それでは、血液をサラサラにするためにはどのような運動をしたらいいのでしょうか。エネルギーを消費して全身に血液を行き渡らせる、と言われるとハードな運動をしなければならないのでは、と思ってしまいそうですが、実際には軽い負荷を継続的にかけていく有酸素運動が有効です。

有酸素運動で代表的なものにはウォーキングやエアロビクス、エアロバイクなどが挙げられます。これらの運動は10分程度でも効果は見込めるのですが、20分以上続けて行うとより効果的です。20分までは血中脂肪を消費するのですが、20分以上継続すると、内臓脂肪や皮下脂肪を燃焼させることでエネルギーに変換し始めるためです。

逆に、息切れするほどのハードな運動は身体にかかる負荷が高く、血管を収縮させるので血液をサラサラさせるには向いていません。

運動を始める前に気を付けるべきポイント

血液をサラサラにするためには運動をしていくことが大切だと説明しましたが、ここでひとつ注意しておかなければならないことがあります。それは、すでに血液がドロドロになっている方が一念発起して運動をし始める場合に、あまりにハードな運動をしてしまうとかえって身体に悪影響を及ぼすことがある、ということです。

上でもハードな運動は血液をサラサラにするには向いていないと説明しましたが、血液がドロドロな方にとってはさらにリスクがあります。それは、汗をかくことで水分が体外に出てしまうと、ドロドロだった血液がもっとドロドロになる可能性がある、ということです。もちろん、血液がドロドロになっていない方にも当てはまることですが、あくまでも軽い運動を継続することを心がけ、運動の際には必ず水分補給を欠かさず行うようにしましょう。